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はこだて村  " 徒然草 "

= ちいさな B&B を営む…二人と一匹の徒然なるまま =

旅から覗く … 景色も いろいろ ♪

 

旅は非日常を楽しむもの?

 

そんな感覚もアリなのかも知れないが

旅好きのワタシのそれは…はて?どうなんだろう?

 

旅は非日常を楽しむもの…とか言って

旅の恥は掻き捨てか?…みたいな

ハチャメチャな言動に困惑させられるって?

それって日常を背負い込んだままの単なる我が儘?

押さえ込んでいた抑圧の箍が外れたの?

そんな旅姿も けっして少ない訳じゃない。


若かりし頃から ひとり旅が好きだった。

自分の感覚のままに動くことができるから

時間も場所も興味も全て…自分のままに居られる。

 

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先だって愛知の実家に残っていた 旅日誌?

古びたノートを持って来た…昭和45年7月28日

懐かしいね…ワタシがまだ高校生の頃だ。

 

7日 スキー 600円 

   洗濯代 100円 

   バス 60円

10日 風連湖経由バス 300円 

   納沙布灯台バス 420円

   一時預かり 40円 

   ユースホステル 600円

          カニ天婦羅うどん 200円 

   阿寒湖畔までバス 590円

11日 ユースホステル 600円

   食事(カレー) 150円

   コーヒー 100円

ふふ、こんな旅の家計簿も記されてる…時代だね(笑)

喫茶店のアルバイトをしたいと言って母に怒られ

皮の縫製工場のアルバイトで貯めた…大切なお金(笑)

 

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当時、函館には必ず立寄ることになる…何故?

北海道と本州の間には塩っぱい河が流れてる

そう、津軽海峡…青森から青函連絡船で潮に揺られ

近づく函館山を眺めながら…それぞれの北海道を想うのだ。


旅の過ごし方に旅人の日常が見える

 

ある朝、朝食を召上った後 お客様がポツリと呟く。

ホントはね…死んでも良いかなと思って旅に出た。

朝御飯をいただいて 窓の外を眺めてたら

もう少し頑張ってみようかと…ありがとうございました。

 

人って、どう生きたって いつか死ぬし

どうせ死ぬんだったら…いつだって佳いんだから。

特別なことをして差し上げた訳でもなく

気の利いた言葉も思い付かず そんな言葉を伝えた。

ひとしきり ありふれた話をしながら笑い合った。

 

最近は高齢者のひとり旅?長逗留も増えた。

居場所を探す? ひとりは寂しい? 解らなくもない。

すべて時代という環境を見事に映し出しているような?

自分探し…それは いつもの生活の中にあって

旅先さえ 非日常ならぬ いつもの自分の時間枠

自分以外も 自分以上も そう、自分以下も在りえない。

 

自然が好きなのは 包み込まれる喜びがあるから。

 

包み込んでくれる優しさがあるから…とも言える。

自分だけじゃなく草木も魚も昆虫も動物も

全部が五分五分で生きてる事実に包まれると

がんじがらめの日常が ふっと溶けていく気がする。

何より どんどん解き放たれていく自分がいる。

 

率直に…見えるもの感じるものに反応できる

そんな自由な状態を自分しだいで創りだしてくれる、

それが旅の醍醐味…効用なのかしらと思ったりもする。

自分自身も確認できるし、悦びも愁しみも分け隔てない。

名所を巡る人間の歴史の足跡の中にも、各々の

土地を形成する自然にも命を育んできた歴史があり

まるで同化するように それらと溶け合っていられたら

なんて豊かな満ち足りた時間なんだろう。

ひとり旅だけど…独りじゃない(笑)

 

 非日常とは…抑圧されることのない世界なのかも。

 

そんな見知らぬ土地や人々と交感する悦びの中に

一定の心地良いリズムを自分の内奥に感じ

やがて、それは崩せない自己のルールに繋がり

美意識になり 価値を有するものとなり

安定をもたらしてくれる信頼と感謝の種を撒く

やがて、それらが当り前のように世界を満たせば完結する。

そのまま…いつもの日常を解放へと導けばいい。

 

たはは…旅って 楽しいですね ♪

 

どうやら大沼の水芭蕉が見頃らしい

明日は例年より一週間早いという群生を見に行こう!

半日のちょっとした…旅ごっこ? そう、

抑圧されない日常を創りだすことができれば

心踊る豊かな旅は いつも傍らに寄添ってくれている ♪

たはは…単に、お暇な家族経営のB&B

降って湧いたようなオフの日の醍醐味かも。

ありがとう…元気もらった 明日も頑張ろ ♪

 

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~ 2016 / May

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナニから呟こうかしら?…始めたばかりw

ブログというものを始めてみたのですが…

さて?…ナニから始めよう? B&B スタイルの

ちいさな宿を営んでいるので…" 民泊 " について?

 

" ホスティング開始5周年おめでとうございます ♪ "

先日のこと…Airbnbからの、いつもの定期的なメールだ。

 

そうか、まだ5年か?…なんて思った。

そうそう、5年前に Airbnb なるサイトを知って、

システム的に面白かったから、B&B の「宿」として

登録し、ホスティング(部屋提供)を始めた。

 

B&B…というと、Bed & Breakfast の略称、

子供達も自立していった家庭の空き部屋を

それぞれの手作りの朝食と共に旅人に提供する…

そんなホームスティ型の西欧の民宿の形が原点だ。

我が宿は?そんなシンプルな B&B を目指してた。

 

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"Airbnb"の …"bnb" は B&B を捩った小洒落た

商標で "エアー ビー アンド ビー" と…読ませる。

海外からの旅人の宿が足りないのだのと言って

やれ特区だ、緩和だ、民泊だのと話題に登るので

逆に今はサイトとしての認知度が上がったかも(苦笑)

 

システムの何処が面白かった?と問われると

どこか無機質で一方向的な既存の予約代行社と違い

メールのやりとりの中で相手を探り…失礼  (^^;;

ゲスト(旅人)もホスト(宿主)も自由に選べること。

ハウスルール(宿の約款やキャンセル規定)と

ゲストの要望や希望との擦り合せを経た後の

相互に納得した上の予約(契約)成立だからだ。

やり取りの中で…ほんの少し、人の温もりを感じた。

 

英語が上手じゃないので、ちと苦戦だったが

一年半位の間に十件あるかなしかの反応なれど

こんな地方でも四件ほど海外のゲストをお迎えした。

シングルのカメラマン、ファミリーやカップル…

お互いにリラックスして過ごせたと思ってる。

それはそうだ…何度もメールでやり取りしてる(笑)

 

何故?そんな短期間で部屋の提供を止めたのか?

それが初めてのブログの…今回のテーマかな?

 

始めた当初の一年程で、都市部辺りを中心に

これ?…アパートの一室じゃん?みたいな

不動産ビジネス的、サイドビジネス的な雰囲気の

にわかホスト達が急激に増殖し始めたからだった。

単純に旅行を楽しむ旅人達のニーズに呼応して…

そうそう、ナンでもアリさ…やったモン勝ち?

そんな邪まな気配が潜んでいるように見えたから。

 

 私達、宿泊施設だと火災や食中毒や事故など

ゲストの安心や安全に対して義務付けられた

種々の点検検査があり、宿泊名簿の記入や

海外の旅人にはパスポートの提示やコピーが必須。

ホテルや旅館にはフロント業務等もあり、

種々の対応に備えて誰かが宿に常駐している。

 

 或る日、突然に…うちのマンションに

見知らぬ日本人や外国人達が出入りし始める。

 

想像の範囲内で犯罪の温床もなりそうだし?

現にテロリストのアジトになってたり?

有難くない皆様の資金源ってことも?

人間のやることに完璧なる安全は在りえず

想定外って…特殊ではない日常の範疇だ。

津波だって自然のサイクルを歴史は教えてた。

 

来たるべく東京オリンピックのため?

増え続けるであろう…外国人観光客のために?

 

自由に資本を持ち、作り、売買する…やがて?

当然…貧富の差は拡大し、国際社会を翻弄する

過剰な供給により価値観の崩壊も変化も進んでく。

自国では、もう消費に限界があって外へ向かうしかなく

それでも…より多くを求め続けなければ成立しない。

 

閉塞感で生き辛い時代に お手軽な起業感?

現実は持つものが持つものを無秩序に時間売りして

不動産を動かしているだけ…そんな状態もある。

そこには職業としての規範も 企業としての社会理念もない。

法的規制も責任の所在も何処かへ置き忘れたまま

需要と供給っしょ…そんな声が聞こえそうな気配。

 

" 民泊 " などと耳障り良さげな言葉と共に

特区だ、規制緩和だ、経済効果だと踊ってる間に

脱税、無許可、犯罪絡み…悪しきものばかりじゃないが

ごく普通の日々に…或る日、突然それは起こるのだ。

 

原子力発電所テロさえ想定内に入りつつある、

マイナンバーだって覚束ないシステムで頓挫、

原発だって世界水準の安全基準とかいって再稼動、

高速が最高速度を120キロに緩和されたからって

30年以上も時を経た中古車でアクセル全開で走れる?

ワタシは恐くて…それは、ちょっと遠慮しておく。

 

丁寧な議論も説明も、熟慮も、検証も

大きな理念もなく突き動いてしまう未来には

ちと無防備でボーダーレスな無法地帯が見える。

 

民泊オッケーって緩和されてるし、

他人の部屋でもなし…持ち主の自由じゃん、

ボランティア価格で部屋貸してるだけだし、

アクシデント? えっ?…なにそれ?

それって…選んだあなたの自己責任じゃん?

そんな声が聞こえてくるような気もする。(^^;;

 

ナンでもアリさ…やったモン勝ち?

 

ホームスティ型の…種々の体験等を組込んだ

農家や牧場や工房での…それが民泊と思ってた。(^^;;

そこに生活する日本人との交流や文化を求めてる

そんなニーズが海外からの旅人には確かに在るから。

 

一円でもお金取ったら…仕事 (プロ) だよね?

プロフェッショナルの流儀がなければね…

意味不明の 掛け声的 " おもてなし " じゃなくて

受け入れる側の意識と体勢をこそ問うべきだと思う。

 

そして、ほんとの意味での旅先での

安らいだひと時のために費やされてきた

それなりの努力と歴史と各々の宿のスタイルを

旅人も ちょっとだけ学び、楽しんで欲しい

豊かに感受性を膨らませる旅の数日

そんなひと時を心地良く…日常に持ち帰るために。

 

悪貨は良貨を駆逐する…混沌の世界の始まり?

連綿と続く崩壊を伴う欲望の歯車は加速している?

これってビジネスチャンスじゃん?

勘弁、止めようよ…そんな不確かなグローバリズム

 

 

~ 2016 / April